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Excel 2013 関数を使って任意の日付を自動で記入しよう

仕事の書類を作成する場合、実際の日付ではなく、特定の日時を表示したい場合も多い。今回は、任意の年月日を表示する関数を紹介!

■日付表示を自由自在にコントロールしよう“NOW”や“TODAY”など、実際の日時を表示する関数は、自動的に年月日を更新できて便利だが、任意の日付を表示したい場合には不向きだ。請求書のような書類を作成する場合には、日付は変えずに、月の部分だけを変更したいといったケースも多いだろう。そういった場合にうってつけなのが“DATE”関数だ。実際の年月日を基準にして、任意の年月日を指定できる関数で、毎月25日など、一定の日付を指定できる。DATE関数をマスターして、入力いらずで日付表示をコントロールしよう。

■DATE関数を使って自在に日付を表示DATE関数の設定には、年・月・日の3項目が用意されており、YEARやMONTHといった日付表示用の関数に加えて、数式を追加することにより、任意の日付を表示する。基準セルの日付に対して、翌日や前日はもちろん、1ヵ月後や数ヵ月後など、自在に変更が可能だ。

Point01 DATE関数が参照するための基準セルを設定

↑基準にするセルへ実際の日付を表示する“NOW”関数を入力する。

↑“=NOW()”と入力して確定すると、現在の日付がセルに表示。

 Excel 2013 関数を使って任意の日付を自動で記入しよう

↑任意の日付にしたいセルを指定。基準セルと同じセルは選べない。

↑“数式”タブの“関数の挿入”で関数検索ウインドーが表示。

Point02 DATE関数設定用のウィザードを呼び出す

↑関数の検索で“日付”と入力して“検索”ボタンを選択。“関数名”項目の結果表示からDATEを選択する。

↑DATE関数のウィザードが表示。年月日向けに、それぞれ入力ボックスが用意されており、個別に設定可能となっている。

Point03 YEART関数を利用して西暦を表示する

↑まずは“年”項目のボックスに西暦を表示する関数“YEAR()”を入力。そのあと、カッコ内に基準セルの座標を指定する。

↑カッコ内に、Point1で設定した基準セルの座標を入力。ここでは、特に変更せず、現在の日付と同じ表示内容を指定。

Point04 数式を追加して月表示を任意の月に変更

↑次は月表示を設定。“月”項目に“MONTH()”を入力したら“年”の項目と同様に基準となるセルの座標を指定する。

↑座標を入力したら“+1"を追加。式の最後に数式を追加して、基準となる日付の翌月を表示するように設定する。

Point05 数値を入力して表示する日付を固定

↑ “日"項目には、関数や数式を入力せず、数値のみを入力。数値のみを入力することで、表示される日付が固定される。

↑すべての項目を入力したら“OK"ボタンをクリックして入力を確定。実際の日付ではなく、翌月の15日が表示される。