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『バビロンズフォール』現在発生している不具合への対応やユーザーの意見を踏まえた今後の展開などが発表された公式生放送第5回まとめ

スクウェア・エニックスがプロデュースし、プラチナゲームズが開発するオンライン専用のアクションRPG『BABYLON'S FALL(バビロンズフォール)』(対応機種はプレイステーション5、プレイステーション4、Steam)。

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正式サービス開始を前日に控えた2022年3月2日、公式生放送の第5回が配信された。

<出演者>

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番組後半ではSNSなどで指摘されている内容も含め、『バビロンズフォール』の今後の展開に関する発表が行われた。まず、体験版の配信については製品版のリリース後も続けて行われ、製品版とのクロスプレイも可能になるという。Steam版の体験版は3月下旬に配信予定だ。

現時点で確認されている不具合について、ゲーム内でガラズ(有償通貨)が購入できない問題については修正を進めているものの、プレイステーション4、プレイステーション5版については、PlayStation Storeからアクセスすれば直接購入ができるので、すぐにガラズが欲しい人はそちらで、ということだ。

また、クエストを受注してもクエストに出発できない、ロードが終わらないなどの症状に関しては、いったんゲームを終了して再起動することで状況を改善できるそうなので、いまはその対応を取ってほしいとのこと。

不具合以外でユーザーからの意見が多いものに関しては、まずグラフィックの視認性などが取り上げられた。画面が見にくいといった意見もある一方で、現状がよいとする声もあるため、今後の方向性を見定めるためにアンケートを実施する予定とのこと。アンケートフォームなどが決まり次第告知を行うそうなので、公式ツイッターや公式Discordサーバーをチェックしておこう。

マッチングについては、クエスト受注後にフレンドなどを待っていても自動で出発してしまう仕様は、放置対策がその理由だという。ただし、待ち時間が欲しいという意見は開発側にも届いており、プライベート拠点では時間制限を変更するなどの対策を検討しているとのこと。

『バビロンズフォール』現在発生している不具合への対応やユーザーの意見を踏まえた今後の展開などが発表された公式生放送第5回まとめ

フレンドと遊びながら足りない枠を通常のマッチングで埋めたい、という意見に対しては、受注直後のマッチングは同じ拠点にいるプレイヤーどうしで行われるので、拠点コードを共有してフレンドを同じ拠点に呼んでからマッチングをすることで対応できる、という対処法が紹介された。

戦闘中のエフェクトで画面が見づらくなることについては、オプションでエフェクトのオン、オフ設定を追加することで対応する予定とのこと。また、“VERSE”終了時のリザルト表示スペースが大きく、スタンプなどが隠れてしまう問題も認識しており、こちらも改善を検討するそうだ。

Steam版のキーボード・マウス操作に関しては、ゲームパッドでの操作を要求するメッセージが表示される不具合は今後対応するが、キーコンフィグをより細かく行いたいという意見については影響範囲も広いので調査に時間がかかるという。マウスのサイドボタンへの操作割り当ては早いタイミングで対応するとのこと。

ビルドを試せる場所の追加については、技術的検討は行ったものの、現時点では実現可能かどうかの回答は難しい。また、戦闘中に発生している効果をテキストでも確認できるようにするなど、状況を理解しやすくなる改善は行う予定だという。

ロックオンがカメラの向いているエネミーではなく、キャラクターが向いている方向の相手を対象にしてしまう、という声に対しては現状が仕様であるとしつつも、今後はオプションを用意して複数のパターンから選択できるようにするとのこと。ロックしたエネミーを倒した際のロック切り換えについても同様だ。

日本、北米、欧州のリージョンを超えたマルチプレイをしたいという要望については、通信の安定性を担保するために現状の仕様になっているという前置きがありつつ、可能性を否定するのではなく慎重に検討していきたいとコメント。

色や文字サイズなど、アクセシビリティに関するオプションについても、ユーザーの意見を聞きつつ改善すべきところは手を入れていきたいとのこと。以前の生放送でも意見が出たディヴァインレリックがドロップした際の演出が欲しいという意見も、開発チーム内で話し合われているようだ。

スカーミッシュモードでの高レアドロップ率が高く、ユーザーのやりたいことが早い段階でなくなってしまうのでは? という懸念については、ディヴァインを手に入れることがゴールではなく、自分の好みに合うものを厳選する行程があること、また今後アイテムの母数が増えていくことからも、現状のドロップ率はキープしていくとのこと。

番組終盤では、正式サービス開始記念として、ハンギングガーデンで使用できるシリアルコードが発表された。発表されたコードを使うとレアレリック5個と10000コンクが入手できるので、プレイを始めたばかりの人もすでにやり込んでいる人もゲットしておこう。今後も生放送などでシリアルコードは発表していく予定とのこと。

次回の生放送は、3月22日に予定されている大型アップデート“バージョン1.1.0”の前に内容を紹介する放送を行う予定とのこと。正式サービスがいよいよ始まる『バビロンズフォール』。オンライン専用の運営タイトルであるため、サービス当初はいろいろ問題が出てくるものだが、これまでの生放送でも耳の痛い意見や要望、質問などにもなるべく真摯に答え、もっともな意見には対応可能かどうかを検証し、対応するという姿勢は視聴者にも好評。こうしたみんなで意見を出していい作品に育てていく、というのもオンラインタイトルの魅力のひとつ。気になる人は、まずは体験版から始めてみてはいかがだろうか。