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Engadget Logo エンガジェット日本版 有機ELディスプレイ搭載MacBookは2025年発売?その前に有機EL版iPad投入か

韓国LGディスプレイがiPad向けに有機ELディスプレイパネルを供給した後に、2025年頃に有機EL版MacBook Pro向け大型パネルを提供する方向で動いているとの噂が報じられています。

韓国の電子産業誌The Elecによると、LGディスプレイはアップル初の有機EL MacBook向けに8.5世代有機ELパネルの供給を目指しているとのことです。この製品は「2025年頃」に発売予定とされています。

より具体的には、LGは2021年12月から韓国・坡州(パジュ)市の施設で8.5世代有機ELパネルを製造するための成膜プロセスを評価しており、評価プロセスには最大で1年かかるとされています。

これまでThe Elecは、LGが将来のiPadやiPhone向けに有機ELパネルの供給を増やすため、坡州の製造施設を強化していることを何度も報じてきました。またLGが有機EL版iPad向けに増産投資をしているとの観測は、日経新聞も伝えたことがあります。

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さらにThe Elecいわく、LGは第6世代の有機ELパネル生産ラインを11インチおよび12.9インチiPad向けに使うことを計画しており、こちらは有機EL版MacBookよりも早い時期に発売されるだろうと述べています。

そして有機EL版MacBookは、より短時間で基板あたり多くのパネルを切り出せるため、8.5世代などの大型有機ELパネル製造技術を使う予定だと付け加えられています。

つい最近、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏が「将来的には11インチと12.9インチの両サイズで有機EL版iPad Proが発売される」と予測したばかりです。また昨日もアップル関連の有名アナリストMing-Chi Kuo氏が「初の有機ELディスプレイ搭載MacBookの発売は、2024年に11インチと12.9インチの有機EL版iPadが発売できるかどうかに掛かっている」とツイートしていました。

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11インチと12.9インチのiPadといえばProモデルであり、MacBookでも液晶よりも高価な有機EL画面がProモデル以外に採用されるとは考えにくいこと。どちらも普及モデルと高級モデルの差別化とされるのかもしれません。

しかし一方で、2021年にiPad・MacBookともにミニLEDバックライト技術が導入されて間もないことでもあります。今後、アップルがどのようなディスプレイ技術戦略を用意しているのかも興味深いところです。

Source:The Elec

via:MacRumors